園長挨拶

駅チカ徒歩4分の立地にスタートした「ねむの木保育園」は園児20~30名・スタッフ8名程度で保護者会の協力体制が良好なアットホームな家庭保育室でした。40年の歳月を重ね認可園となり定員60名スタッフ20名を越える規模となっても『明るく元気にのびのびと逞しく』をモットーとする保育方針は変わらず、元気な声が響いています。素敵な保護者・スタッフに恵まれたことはねむの木保育園の発展に欠かせない要因ですが、忘れてはならないのが地域の方々の協力です。畑の野菜をおすそ分け、毎日の気持ちの良い挨拶や散歩時の温かい眼差しの見守りは大変有難く感謝でいっぱいです。

創設者であり初代理事長園長は「ねむの木」と保育の世界に半生を捧げ子どもは宝どの子も平等平和を願い争いのない環境でより良い育児が出来ることを常に願っていました。

より安心安全な食材を用いて口から入る食べ物が健康な身体作りに不可欠という考え方。薄着保育で皮膚を鍛え、日々の散歩で健脚を培うことの結果として、ねむの木の離乳食から食べている児は小中学校へ進学しても健康で欠席をしないという嬉しい便りが多数届いています。また年長児が挑戦する高尾山も頂上まで往復歩いて制覇する逞しさです。

わたくしは、看護師として人々の健康寿命意識を高めたいと思って、医療に従事しておりましたが、予防医療・臨床医学・救命医療の現場とは異なりますが、子どもたち・スタッフ・またその家族の健康を願う気持ちはそれに通じると思っています。

昨今のコロナ禍に於いて、様々な制限はありますが、都度都度考慮し、子どもたちもスタッフも楽しめる策を講じながら日々の保育や行事を行っています。

「子どもは宝」「明るく元気にのびのびと逞しく!」という保育方針に賛同頂き、子どもの最善の利益という保育指針の基本的事項を大切に、子どもたちとそのご家族に寄り添いながら、わたくし達と一緒に「ねむの木」で働いてくださる保育スタッフ・調理スタッフの皆さんお待ちしています。

 

社会福祉法人範雄会
理事長・園長 川合 良子